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プロフィール

takashi1119

Author:takashi1119
名   前 勝間田 孝
海老名市国分南1-28-2
     東京ランドリー 店主
     クリーニング師

衣類、シミに関する質問がありましたらこちらまで
tokyolaundry@blue.ocn.ne.jp
www.ebinatokyo.com


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DATE: CATEGORY:染み抜き
前回に引き続きカレーのしみぬき方法です。

前回はカレーに含まれる色素以外の部分を取り除きました。

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前回の写真よりは色素が残っているのが分かりますでしょうか??



残った色素は酸素系の酸化漂白で落とします。


使うのはこれ

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  か

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 これです。


裏面の主成分に過酸化水素水と書かれているものを使います。

酸素系酸化漂白剤は他にも過炭酸ナトリウム(粉状)があり、これを使っても良いのですが使いやすさという点で最近は過酸化水素水系が主流です。

漂白剤についての詳しい話は近いうちに書きます。


今回使うのは手間なしブライト。

DSC_0048_convert_20121104213701.jpg

液体のワイドハイターでも効果はほとんど同じです。

まず手間なしブライトを原液で小皿に出します。

そしてアンモニアを数滴垂らします。(アンモニアでなくても良いので詳しくは近いうちに書きます)

そしてよく混ぜます。

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それを筆でカレーの色素に塗ります。(前回書いたしみぬき方法をしておかないと効果はかなり低いです)


そしてアイロンのスチーム、またはドライヤーで熱を掛け、漂白剤の反応を促進させます。

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ドライヤーで熱を掛けると乾いてしまうので乾く前にまた塗ります。これを繰り返してください。

デリケートな素材や色物は熱を掛けすぎると色抜けする場合がありますので、塗って放置する方法もあります。

この放置する方法は時間はかかりますが、生地を傷めにくくとても有効なテクニックです。が、稀に真っ白な生地を黄色く変色させてしまう場合があります。こうなると何をしても戻りません。真っ白なものは熱を掛けて短時間で終わらせることをお薦めします。写真のような生成り色なら心配ありません。


色素が取れたらフツウに洗濯してよく濯いでください。

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完成!!

何度も書きますが、自分で(家庭で)洗濯できる物意外はしみぬきを行わないでください。

そして自己責任でお願いします!!



DATE: CATEGORY:染み抜き
今回はカレーのしみぬき方法。

しみぬき難度は高いほうだと思います。

それはカレーには様々なものが入っているから。肉、野菜、カレー粉。しみぬきの観点から言うと油、タンパク質、タンニン、でんぷん、色素です。それに熱が加わっているので難度が高いのです。

カレーのシミのサンプルを作ってみました。
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たくさん付けすぎた気もしますが・・。10日ほど放置してより取れにくくしてあります。


さて、まずは油分から抜かないと何もできません。以前にも書いたことがあると思いますが、比重の軽い油はシミに膜を作ってバリアの役割をしているからです。


いつもはクレンジングオイル+台所用中性洗剤を使いますが、今回はシミを浮かせるというよりはシミの中の油分を徹底的に除去することが大切ですので台所用中性洗剤のみで行きましょう。
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これを水で薄めカレーに付けてひたすら揉み込んでください。

この作業を怠ると次の作業で効果が上がりませんので念入りに揉み込んでください。

作業が終わるとこんな感じになります。

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う~ん・・。非常に分かりづらいですね。

言葉で説明しますと、固形物をキレイに取り除いても黄色い色素だけが残ってしまいました。

色素が残ることは予想通りなのですが、ここまで画像では分かりづらいとは・・、予想外でした。生地の色も悪かったのかも・・。


最後に残った色素の落とし方はまた次回に書きます。


DATE: CATEGORY:染み抜き
タンスから出したら「あっ、カビ」なんてことありますね。

今日はカビの除去方法です。

写真も載せたいところですが、カビのサンプルをすぐに作ることができないので文字だけで勘弁してください。



カビといってもシミにならないのが白カビ。
礼服など黒いものに出ます。
これはブラッシングで取り除けます。クリーニングすればなお安心。

問題なのは黒カビ。

いつも使うしみぬき剤の中性洗剤+クレンジングオイルなどではビクともしません。

このようなものには漂白処理が必要になってきます。

真っ白い綿、麻、ポリエステルについた黒カビは塩素系漂白剤のハイターを使用します。

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お風呂やトイレに使う「カビキラー」も成分は同じですが衣料用に作られてませんので・・。

塩素系漂白剤は色が抜けやすいためにしみぬきにはあまり使いませんが、カビには特効薬と言えるのです。


使い方はハイターの裏面に載っている浸け込み方法で処理するのが安全です。

色が付いている部分があるなど浸け込みしたくない衣料もあります。

その場合は小皿にハイターを少量取り、水で約十倍に薄めます。そこに台所用中性洗剤を一滴垂らして筆か綿棒でカビに塗ります。カビが反応するまで時間をおきます。それを繰り返してみてください。

アイロンのスチームなどで熱を掛けると反応が速くなりますが、反応が強くなりすぎるので注意してください。

染み抜きが終わったら必ず洗濯をしてハイターを洗い流してください。


白の綿、麻、ポリエステル以外の衣料には「手間なしブライト」や「ワイドハイター」を使用します。塩素系ほど効き目はありませんが効果はあります。
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過酸化水素を主成分にしている漂白剤はアルカリ性にすることで効果が上がりますので、小皿に少量の「手間なしブライト」か「ワイドハイター」をいれ、アンモニアを一滴垂らします。それを筆か綿棒でカビの部分に塗り時間を置きます。これを繰り返して、取れたら洗濯にて洗い流してください。

作った漂白剤は半日もすると効果がなくなりますので注意してください。
DATE: CATEGORY:染み抜き
今回はファンデーションのしみぬき方法を紹介します。

婦人物のジャケットやブラウスのエリの部分によく付きますね。


私は男性なのでファンデーションを持っていないのでお得意の100円ショップに行って買ってきまして、しみぬきするサンプルを作ってみました。

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ファンデーションのシミってこんな風に付きませんよね。でも御勘弁ください。手作り感があっていいですよね?


使う薬剤はまたこちらです。
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クレンジングオイルと

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台所用中性洗剤。

「またこれかよ」って思われると思いますが、家庭ではとても役に立ちます。


クレンジングオイルに台所用中性洗剤を数滴垂らした液体を作りシミに塗ります。
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写真はヘラを使ってなじませていますが、前回紹介した「揉む」方法でもOKです。もちろん歯ブラシで押さえつけてもOK!
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よーく馴染ませてください。この作業を怠ると濯いで乾かしてからまたやり直しです。


水(お湯)で濯ぐかできれば丸洗いして出来上がり。

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今回もキレイに落とすことができました。

DATE: CATEGORY:染み抜き
今日は前回予告したとおり、生地を揉むテクニックを紹介します。

しみぬきするときに最も重要なことは生地を傷めないということです。

しみが落ちても穴が開いたり、スレて白くなったりしては着れません。


やさしく薬剤を揉み込むテクニックは下のとおりです。

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説明しますと、両手の親指を立てて持ち、親指と親指の間にシミの部分を持ってきます。

親指と親指の間は一センチくらい。

右手が親指の爪方向に動かしたら、左手は手首の方向に動かします。イッチニー、イッチニーてな具合に。

生地を擦らずに糸だけを動かすイメージで。


「こんなやさしい動きでいいの?」とか「もっとゴシゴシやりたい」との声が聞こえてきそうですが、これで十分薬剤をシミになじませることができるのです。


場合によっては歯ブラシやヘラを使いたくなるときもあると思います。
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歯ブラシを使う場合はゴシゴシと擦らずに、薬剤を染み込ませた歯ブラシをギューーーーッと押し付けるようにしてください。

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ヘラを使うときは口紅のしみぬきの時にも書いたようにやさしく押し付けずに擦ってください。擦るというよりは薬剤をやさしく移動させてやる感じで。


指、歯ブラシ、ヘラをうまく使えるようになったらしみぬきの上級者になれるのです。



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